情報システム

PAGE TOP

ヒト、モノ、カネの経営三大要素に加え、現代では欠かせないものが「情報」です。情報を操る情報システムは企業の活動範囲の拡大、様々な情報の管理効率の向上、生産性の向上など四六時中利用しています。企業の第四の資源として、三大要素を効率的に働かせるための中心となり、「情報戦略」と呼ばれています。使用する情報システムは、職責によって主に6つに分けられます。ここではそれらを説明いたします。

情報資源の3要素

PAGE TOP

1.データ

顧客情報や商品情報

2.インフラ

コンピュータネットワーク

3.スキル

情報への習熟度と人的スキル

ERP(Enterprise Resource Planning)

PAGE TOP

ERPは、経営資源を統括的に有効活用するためにデータベースを統合し、全体をサポートするための考え方です。

ERP

EIS(Executive Information System)経営情報システム

経営レベルを対象に意志決定支援情報を提供する情報システムです。そのため経営判断を下すために必要な情報を的確に検索し、分析できる必要があります。見やすさはもちろんのこと、様々な角度から分析できるシステムが必要です。EISは分析能力には制約がありますが、高度なグラフィックスソフトと内部外部の広範囲の情報源を活用します。主な分析方法として2つあります。

ドリルダウン分析
地域の絞り込みをするなど、大きな集合から小さな集合へと深い階層まで掘り下げた分析を行う事をいいます。

傾向動向分析
増減などの傾向を分析することをいいます。

SIS(Strategic Information System)戦略的情報システム

企業が他社との企業競争で優位に立つために構築し、利用される情報システムです。1990年、米国コロンビア大学のチャールズ・ワイズマン博士によって、提唱されたことが始まりです。それまでの情報システムに求められていた事は、社内業務をどのように効率化するかに中心が置かれていました。その後、独自のサービスや製品を提供することで他社との差別化をはかり、戦略的に顧客拡大等の外向きに情報システムを活用するようになって来ています。SISは経営層が企画立案し、トップダウン型で開発する物です。POS(Point Of Sales)販売時点情報管理システムなどがSISにあたります。
一方、最近はエンドユーザからのボトムアップ型のEUC(End User Computing)も多くなってきています。

DSS(Decision Support System)意志決定支援システム

経営陣の意思決定のための情報システムです。主に半構造的問題に関する非定型で早い変化が進行している事前予測が困難な経営意思決定の支援に必要とされています。それに必要な知的資源を提供するための支援システムのことをいいます。経営者自身が対話的に検索・分析・加工・シミュレーションを行うことによって、意思決定の質や有効性の向上を図るという情報システムです。
1970年代にMITのスコット・モートンにより、「経営管理システム(MIS)」の発展形として提唱されました。DSSは「管理者の(半構造的な)意思決定を支援する」MISは「コンピュータによる意思決定の自動化」としています。モートンはMISなどをトランザクション処理系システムであり、定型的な意思決定を行うシステムであると位置付け、対してDSSは新しい利用形態の概念だと言っています。

MIS (Management Information System) 経営情報システム

下位の経営意志決定支援システムであり、ほとんどTPS情報を集約したものです。高度な分析を目的としたものではありません。すべての情報系システムの初期的なシステムとして、主に情報収集やデータベースの作成、体系的な管理を行います。

データ支援システム

PAGE TOP

これは上記の様々なシステムの基盤になるシステムとして、「情報報告システム」と「トランザクション処理システム」の二つに分けられます。トランザクション処理とは、関連する複数の処理を一つの処理単位にまとめて管理する処理方式の事です。複数の作業を連結した処理単位を「トランザクション」といいます。トランザクションとして管理された処理は、単位内の何個かだけが成功などにはならず、その処理単位の「すべて成功」か「すべて失敗」となります。

IRS(Information Reporting System)情報報告システム

業務レベルの意志決定に使用するためのシステムであり、管理者レベルでの使用には不十分です。定型的な意志決定支援や報告書の作成を目的としています。

TPS(Trasaction Processing System)トランザクション処理システム

トランザクションデータの収集、蓄積、処理を行います。このシステムは、日常的に外部と接触することも多く、データベースの基本となるためセキュリティには特に気をつけなくてはいけません。そのほか処理速度も重要な要素です。オンラインで処理される場合、OLTP(オンライントランザクション処理)と呼ばれます。

情報システム導入の問題点

PAGE TOP

これらの情報システムは企業活動の効率化を可能にし、生産性を大幅に向上させてきました。そのため、「情報」を第四の重要資源と考えるようになり、競合他社と戦う上での大きな武器とみなしています。しかし、問題も存在します。その一つは現在の企業活動フローがシステムに向いていない場合やフロー自体に問題があり改善すべき場合です。もしこれらの改善を行わずにシステムを作成してしまうと導入前よりも処理が複雑になり、システム導入のメリットである効率化がなされません。もう一つは、従業員のマインドです。現在の仕事に慣れている従業員は、システム導入によるメリットを感じにくい状態です。そこでシステム導入にあたり上記のフロー改善をふまえ、全職責から責任者を集め現場の意見を反映しつつ、構築していかなければなりません。勝手なトップダウンで導入したシステムは、従業員に受け入れられず、一部の機能しか使われないシステムとなってしまいます。
システム導入で一番大切なことは、全社一丸となって経営改善、業績向上の意志を持つためのフロー構築です。次にシステム設計に入る事です。プロペックスでは、単なるITコンサルタントでは出来ない経営面から見た有効なシステム導入、開発、改善、もしくはシステム導入不要をご提案いたします。